ゆずぽん日記

とある地方単科私立医大生の戯言

私立医大、複数校受かった時の選び方

遅いですね。ようやく三学期末試験の結果が出まして。ようやく春休みです。

 

単位も落とすことなく、どうやら無事に二年生に上がれそうです。

 

再受験の掲示板なんかみてるとどこどこ受かったからここは蹴るだなんて話と補欠待ちの話であふれてますね。

 

補欠待ちの方は補欠が回ってきたところがたぶん咲くべき場所です。

私立医大の難易度をかんがえると、来年同じところに受かるとも限りません。

へんな気を起こして、もう一浪なんてことはしない方がいいようにも思います。

(現役の方は別です。伸びしろがあるかもしれません)

 

もし複数校正規合格を果たしたら、の話をさせてください。

というのも現役のころも含めて2年間、真面目に取り組めば、こうした結果をつかめる人も多いと思うんです。

(一部の人が正規合格をたくさん持っていて、なんてことが多いですから)

 

さあ選ぶ基準はなにか。

おそらく立地だとか学費だとかが真っ先にあがると思います。

学費に関しては、その通りだと思います。

立地もたしかに遊びたいなら都会に近いほうがいい。

ただ一番外からは見えづらくて、でも一番大切なことって、進級のしやすさだったりします。

 

甘ったれるなって?

いやでもね、入ってからの勉強量って想像を絶するんです。

受験勉強以上の勉強を試験2週間前以降はしないといけなくなります。

それでもって、ふつうの医学部はひとつでも不可なら留年です。

全部通しても、ひとつでも6割を切り、再試でも6割取れなければ留年です。

 

ひとつ例を。

例えば都内の杏林大学

第1学年で20人近い留年者が出ます。

 

 

わたしは真面目にやるから大丈夫!!

実は全くそういう話ではありません。

 

まじめにやってても、教養科目1つ(たとえば物理)落としたら留年です。

なにより入学時のモチベがある日突然切れる、なんてことも起こりえます。

 

 

1年生はいいですが、2年以降で留年なんてしようものなら、まともに勉強のできる友達がいない、、、なんてことになりえます。心理的にも情報的にも死活問題です。

 

だから進級が緩いとされているところが一番リスクが低い。

そういった視点で大学を選んでください。

国家試験がいい?

あれで100に近い数字を出しているところはできが悪い学生を卒留(卒業させない)ことで率を上げてるんです。

そこじゃないんです。

ただでさえストレスの多い医学部。

留年におびえるストレスはなるべく小さいところがいい。

 心からそう思います。

 

医専出身の医学生として、みたり聞いたりしてみて

今現在進級が比較的緩いなんていわれるところをあげておきますね。

順天(ほとんど留年しないらしい、仮進級ものこる)

聖マリアンナ(新カリキュラム導入で再再試が誕生。テストは1年のうちからかなり頻繁ンにあるが、留年は激減)

獨協(仮進級が残る数少ない新設医大。理事長が留年をできるだけ減らす方針。2年でも留年が10人超えたらちょっとしたニュースになるらしい)

 

愛知や埼玉なんかも留年少ないなんて話が流れてたりしますが、過去の話のようですね。