ゆずぽん日記

とある地方単科私立医大生の戯言

良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である。

僕が医師を志したきっかけは神様のカルテという本を読んだからでした。

 

中学二年生のときだったと思います。そのころ本屋さん大賞で有名になった神カル。

映画化が決まり、嵐好きの友人に貸してもらって読んだんです。

 

あのときに人生が変わったのかもしれない。

労働環境として正しいのかどうかはわかりませんが、目の前の患者さんのために必死に働くその姿がかっこよくて。

自分もそういった形で、だれかのためにあり続けたい。いまもそんなことを思っています。

 

今までもこれからも神様のカルテはぼくにとっての羅針盤です。

常に北を示し、進むべき方向のヒントをくれる。

 

 

 

良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である。

神様のカルテ2では同期の医師、タツが出てきます。

主人公とタツのやり取りのなかでたびたび登場するセリフがこれです。

 

僕にとっても大切な言葉になっています。

結局なんのために動くのか、そんなことを最近よく思う。

 

だれかのためにやったことが必ずいい意味を持ってきてくれるとは限らない。

それでも自分で自分のことを誇りに思えさえするなら。

それだけでそのことは意味がある。価値がある。

そんなふうに解釈しています。

 

今日は月曜日。

また一週間がんばろう。